ChatGPTのアカウント作成方法ってなんか難しそう
ChatGPTのアカウントを作成して実際に使ってみたい
現在1億人を超えるユーザーが使っているチャットGPT。実際に使ってみたいと思っている人も多いと思います。しかし、アカウント作成方法が複雑で難しいのではないかと思うのではないでしょうか。
実際はChatGPTのアカウント作成方法は非常に簡単で、すぐ始めることができます。
この記事では、ChatGPTのアカウント作成方法から使い方までを、ステップごとに解説していきます。

ChatGPTの登録方法や使い方は難しいイメージがありますが、実際、全くそんなことはありません。アカウント作成手順も単純明快で、ストレスなく始めることができます。
ChatGPTはもともとが非常に高性能ですが、使い方のコツをつかむとさらにうまく使いこなせるようになります。この記事をきっかけにChatGPTのアカウントを登録し、ChatGPTを使いこなせるようになれば幸いです。
ChatGPTの概要
ChatGPTはOpenAIが開発したAIテクノロジーを搭載したチャットボットで、自然で人間に近い対話が可能です。その特徴は、自然言語処理(NLP)を用いて自由な形式のテキストを生成する能力にあります。これにより、質問に対する答えを提供したり、アイデアを提供したり、物語を書いたり、さまざまな情報を提供することが可能です。
ChatGPTは、無料プランと有料プランがあります。無料プランでは基本的なチャット機能が利用できますが、有料プランでは返答のスピードが速くなったり、より多機能なサービスを利用できます。
ChatGPTのアカウント作成方法8ステップ
ChatGPTのアカウント作成は簡単です。
8ステップでアカウントを作成し、ChatGPTを利用することができます。
それでは、ステップごとに解説していきます。
ステップ1:ChatGPTのサイトにアクセスして「Try ChatGPT」をクリック
ChatGPT公式サイトにアクセスし、「Try ChatGPT」をクリックしてください。
ステップ2:「Sign Up 」をクリックする
次に「Sign up」をクリックして進みます。
ステップ3:Googleアカウント・Microsoftアカウントのどちらかを選択する
GoogleアカウントかMicrosoftアカウントのどちらかを選択し、次に進みましょう。
ステップ4:「Verify emailaddress」をクリックする
情報を入力したアカウントのメールアドレスに以下のようなメールが届いているので、「Verify emailaddress」をクリックします。
ステップ5:アカウント名を入力する
次にアカウント名を入力します。入力が完了したら、「Continue」を押して次へ進みます。
ステップ6:電話番号を入力する
電話番号を入力するページが出てくるので、電話番号を入力し「Send code」を押します。
ステップ7:認証コードを確認し、認証コードを入力する
入力した電話番号宛に認証コードが記載されたショートメールが来るので、ChatGPTのアカウント登録画面で認証コードを入力します。
ステップ8:使用目的を選択する
使用目的を選択するページが出てきますが、回答は何でも構いません。これによって実際の利用に制限がかかるなどはありません。
ChatGPTの基本的な使い方
新規チャットを作成し、実際に質問文を打ちこむことでChatGPTが回答を出力してくれます。トピックを変えたい時は新たに新規チャットを作成することが可能です。
以下、ChatGPTの基本的な使い方を解説していきます。
新規チャットを作成する
ChatGPTでは新規チャットの作成が簡単に行えます。まず、ChatGPTのホーム画面から「New Chat」ボタンをクリックします。
次に、画面下のテキストボックスに文章を送れば、ChatGPTがあなたの質問に対する回答を即座に生成します。
このように繰り返して新規チャットを作成し、自分だけの知識を増やしてみましょう。
チャット内容に応じてタイトルが自動生成される
ChatGPTの一つの特徴として、「チャット内容に応じてタイトルが自動生成される」機能があります。具体的には、あなたがチャットで入力した内容に基づき、ChatGPTが適切なタイトルを自動的に提案します。
たとえば、「プログラミングの勉強方法」についてのチャットを行った場合、ChatGPTはそれに基づいて「プログラミング学習のステップ」など、内容を適切に反映したタイトルを生成します。
この機能は、後からチャット履歴を見返す際に非常に便利です。多数のチャット履歴の中から特定のトピックを簡単に探し出すことができますし、それぞれのチャットが何についてのものだったのか一目で理解できます。
一方で、自動生成されたタイトルが適切でない場合や、自分で指定したい場合は、生成された後でも自由に編集することが可能です。そのため、自分だけのオリジナルなチャット履歴を作り上げることもできるでしょう。
チャット履歴を管理する方法
ChatGPTでは、あなたが効率的にチャット履歴を管理するための機能が提供されています。まず、メイン画面の左側に過去のチャット履歴が一覧表示されます。
また、各チャット履歴は自動的にタイトルが付けられ、日付と時間も記録されるため、特定の会話を素早く見つけることができます。チャット履歴はクリックするだけで詳細を表示させることが可能です。
ChatGPTをスマホで利用する
ChatGPTは、AI技術を用いた先進的なチャットボットですが、パソコンだけでなく、スマホでも簡単に利用することが可能です。これは、ChatGPTがウェブベースのアプリケーションであるため、インターネットに接続されたデバイスであればどこでも利用が可能なためです。
具体的な利用手順は以下の通りで、非常に簡単です。
- スマホのブラウザを起動します。
- ChatGPTの公式ウェブサイトにアクセスします。
- ログインまたは新規登録を行います。
これらの手順によって、スマホでも手軽にChatGPTの世界を体験することができます。移動中や外出先でも、ChatGPTとの対話を楽しむことができ、より便利なデジタルライフを実現できます。
以下の記事では、ChatGPTをスマホで利用する際の始め方や使い方について解説しています。
ChatGPTの有料プランと無料プランの違いは「機能の幅」
ここからはChatGPTの有料プラン(ChatGPT Plus)と無料版ChatGPTの違いを以下5つの観点から解説します。
- 料金の違い
- 応答速度の違い
- 回答精度の違い
- トークン数の違い
- 使える機能の違い
料金の違い
ChatGPTはアカウントを持っていれば、課金なしで無料で利用できます。一方で、GPT-4(ChatGPTの有料版)はアカウント登録に加え、有料プランへのアップグレードが必要であり、月額課金制で毎月20ドル(日本円で月額2700円)の料金が発生します。
無料版 | 有料版 | |
基本料金 | 無料 | 20ドル(USD) |
応答速度の違い
ChatGPTの有料版(GPT-4)の応答速度を、ChatGPTの無料版(GPT-3.5)のものと比較した場合約30%の時間短縮が見込まれます。
高速な応答は、リアルタイムでの対話を必要とするチャットボットやサポートアシスタントなどのアプリケーションにおいて非常に有用です。
回答精度の違い
ChatGPTの有料版(ChatGPT Plus・GPT-4)はChatGPTの無料版(GPT-3.5)と比較して学習データの規模が大きく、より高度な自然言語処理能力を備えています。
よってChatGPTの有料版の方がより複雑で具体的な質問に対しても適切な回答を出力する能力を持ち合わせていると言えます。
無料版 | 有料版 | |
学習データ量 | 大 | 非常に大 |
自然言語処理能力 | 高 | 非常に高 |
質問の複雑さ | 中 | 高 |
ChatGPT4はGPT3.5よりも自然で人間らしい対話が可能で、一般的な会話から専門的な議論まで幅広く対応できます。
トークン数の違い
ChatGPTの有料版(ChatGPT Plus・GPT-4)とChatGPTの無料版(GPT-3.5)は、トークン数すなわちAIが一度に処理できる単語数に大きな違いがあります。トークン数はAIの理解力や文章生成能力に直結します。
具体的には、無料版は最大2048トークンまでしか処理できませんが、一方のChatGPTの有料版は32,768トークンを一度に処理することが可能です。
無料版 | 有料版 | |
最大トークン数 | 2048 | 32,768 |
これにより、ChatGPTの有料版(ChatGPT Plus・GPT-4)はより長い文章を生成したり、複雑な問い合わせに対する返答が可能になります。
使える機能の違い
無料版では利用することができませんが、ChatGPTの有料版(ChatGPT Plus・GPT-4)ではChatGPTの機能を拡張することができる「プラグイン」や「Code Interpriter(Advanced data analysis)」を利用することができます。
プラグインを利用することで、統計データを取ったり、PDFを要約できたり、画像生成AIで使用するプロンプトを作成できたりするなど、元々高性能なChatGPTをさらに高性能なツールとして利用することができます。
以下の記事ではChatGPTのプラグインの使い方や導入方法、おすすめのプラグインについてご紹介しています。
また、以下の記事ではChatGPTの有料版(ChatGPT Plus・GPT-4)の機能について無料版と比較して解説しています。
ChatGPT利用の際の注意点
以下4つの点に関して注意して使用する必要があります。
- 著作権に注意
- 最新の情報が反映されていない場合も
- 文章の正確性を確認
- 個人情報や機密情報の取り扱い
それぞれ解説していきます。
著作権に注意
ChatGPTを利用する際には著作権にも十分に注意が必要です。例えば、ChatGPTで生成された文章を自身の作品として公開する場合、著作権に抵触しないよう注意が求められます。
また、他人の著作物を無断でChatGPTに入力し、出力された結果を二次的に利用することも問題になり得ます。他人の文章をそのままコピー&ペーストするような行為は、著作権法に違反する可能性があります。
したがって、ChatGPTを利用する際は、自身が書いた文章やパブリックドメイン(著作権保護期間が切れて誰でも自由に利用できる)の文章を入力することを推奨します。また、出力された結果の利用にあたっても、個々の状況に応じた適切な対応が必要です。
ChatGPTの使用は大変便利ですが、法的なトラブルを避けるためにも、著作権に関する知識も併せて身につけて利用しましょう。
最新の情報が反映されていない場合も
ChatGPTは2021年9月までのテキストデータを元に文章を生成します。そのため、出力される文章に最新の情報が反映されないことがあります。
例えば、ある特定の技術やイベントについての最新の情報を求めるような場合、ChatGPTがその情報を学習していなければ、過去の情報を元にした回答が返ってきます。ですので、最新のニュースやトレンドについての情報を得る目的でChatGPTを使用する際は、その点を理解した上で使うことが重要です。
また、これはどのAI技術でも共通して言えることですが、AIが出力する情報は必ずしも正確なものではない場合もあります。
ChatGPTが存在しない事実のことを本当のことのように出力してしまうハルシネーション(幻覚)という現象も起きる場合も多々あります。
重要な判断をする際には、必ず人間がその内容を確認し、適切な情報源で情報を補足することが必要です。
文章の正確性を確認
ChatGPTを利用する場合、出力される文章の正確性については十分な注意が必要です。AIが生成した文章は、あくまで入力に対するアルゴリズムに基づく類推であり、必ずしも完全に正確ではない場合があります。
また、ChatGPTが存在しない事実のことを本当のことのように出力してしまうハルシネーション(幻覚)という現象も起きる場合も多々あります。
重要な判断をする際には、必ず人間がその内容をチェックすることが必要です。
具体的な手順としては、まず、ChatGPTからの出力を確認し、内容が自分の要求に合致するかどうかをチェックします。次に、この文章の情報が最新かつ正確であることを確認します。これは、例えば、Webで情報を確認する、または信頼できる第三者の評価を参照するなどして行えます。
個人情報や機密情報の取り扱い
ChatGPTを利用する際には、個人情報や機密情報の取り扱いに注意が必要です。以下に主な注意点を挙げます。
1.自己紹介や趣味などの一般的な情報共有は構いませんが、住所、電話番号、クレジットカード情報などの具体的な個人情報入力は絶対に避けてください。
2.また、機密情報、つまり企業秘密や未公開情報も共有しないように注意しましょう。これらの情報は第三者に見られる可能性があります。
3.ChatGPTとの会話は、OpenAIにより匿名化された形で学習データとして利用される可能性があるため、個人を特定できる情報や機密性の高い情報は避けるべきです。
これらを踏まえ、安全にChatGPTを利用することが可能です。個人情報や機密情報の適切な管理を心掛けましょう。
ChatGPTのアカウント作成に関するQ&A
アカウント作成に関するよくあるQ&Aをご紹介していきます。
ChatGPTのアカウントを作成する前に、疑問を解消しておきましょう。
アカウントを削除してしまったら再登録はできる?
ChatGPTのアカウントを削除した場合でも、再度新しいアカウントを作成することは可能です。ただし、一旦削除したアカウントの情報は復元することができません。削除したアカウントに関連するチャット履歴やデータが全て消去され、二度と取り戻せない点をご留意ください。
再登録の手順は初回登録時と同様、ChatGPTの公式サイトにアクセスし、「Sign Up」から進めてください。再登録時も新しいアカウント名や電話番号の入力、メールアドレスでの認証が必要となります。
なお、アカウントを削除する前に、重要なチャット履歴は別途保存しておくことをおすすめします。
ChatGPTはアカウント停止になってしまうことはある?
ChatGPTでは一定のルール違反が発生した場合、アカウント停止などの処置が取られる場合があります。ルール違反の具体的な例としては、他者のプライバシーを侵害する行為、不適切な言葉遣いやコンテンツの投稿、他者を誹謗中傷する行為などが挙げられます。
これらのルールを守り、安全なコミュニケーションの場を作ることが求められています。ChatGPTを利用する際には、サービスの利用規約やガイドラインを一読し、ルールを理解した上で利用しましょう。
ChatGPTのアカウントのメールアドレスは変更可能?
ChatGPTのアカウントのメールアドレスは変更することができません。変更したい場合は、新たにアカウントを作り直す必要があります。アカウント作成手順はこれまでと同様、ChatGPTの公式サイトにアクセスし、「Sign Up」から進めてください。
ChatGPTのアカウントを作成し、使いこなしてみよう
アカウント作成は簡単にできます。また、テキストボックスに質問を打ち込むだけなので、ChatGPTの利用も非常に簡単です。
ChatGPTは、「メールの文章の作成」「表の作成」「コードの作成」など実利的な利用のほか、「小説の執筆」「画像生成AIで利用できるプロンプトの作成」「レシピの考案」「PDFの要約」「ゲーム相手として」など創作活動や面白い使い方をすることも可能です。
是非ChatGPTのアカウントを作成し、使いこなしてみてください。
以下の3記事では、ChatGPTを使ってPDFを要約する方法、画像生成AIで利用できるプロンプトの作成方法や実際の例、日本と海外で、SNSでバズったChatGPTの面白い使い方をご紹介しています。
この記事と併せてご覧ください。