「ChatGPTでURLを読み込ませる方法を知りたい!でも本当に認識してくれるかが分からない…」
ChatGPTはURLを読み込むことができないという声もちらほら見かけるため、URLを読み込ませたいと思っている人は本当はどちらなのか気になっているでしょう。
この記事では、ChatGPTでURLを認識させる方法や、読み込む際におすすめのプラグインなどをご紹介します。ぜひ参考にご覧ください。

ChatGPTでURL先の内容を要約させる際の有効なプロンプトや、プラグイン「WebPilot」の使い方、注意点も網羅しています。ChatGPTをより効率的に活用したいと考えている方は必読です。
ChatGPTでURLを指定・読み込ませることは可能なのか?
ChatGPTはインターネットをブラウズする能力がありませんので、URLを指定して読み込むことはできません。この設計は、ユーザーのセキュリティとプライバシーを保護するために重要です。リアルタイムのインターネットアクセスが許可されていないため、ChatGPTは2021年9月時点での情報しか提供できません。
この制限は、誤情報の拡散を防ぐとともに、ユーザーが安全な環境で情報を得られるようにするためにも設けられています。したがって、特定のURLからの最新情報やコンテンツを直接取得することはできませんが、一般的な質問や疑問には既存のデータベースを用いて答えることが可能です。
【検証】実際にChatGPTでURLを指定してみた
先ず、ChatGPTに直接URLを入力して検証を開始。結果としては、ChatGPTはURLを認識できましたが、指定したURL先の内容を自動的に読み込むことはありませんでした。
試しに「https://aumo.jp/articles/33584」というサンプルのURLを提示しても、それを認識して内容を読み込むことはなく、「URL先の内容の要点や要約を共有した場合に、それに関する質問や疑問に応えることができる」という反応が返ってきました。
この結果から、ChatGPTがURLを自動的に読み込んで内容を解析する機能は備わっていないということが明らかになりました。URLを取得するためには、ユーザーが直接URL先の内容をChatGPTに入力する必要があるというのが結論です。
ChatGChatGPTでURLを読み込ませる2つの方法
ChatGPTでURLを読み込ませる方法は主に2つあります。それぞれの詳しいやり方を説明しているのでぜひ参考にしてください。
方法1:ChatGPTのプラグインを活用する
ChatGPTの拡張機能として、URLを読み込ませる機能を持つプラグインが存在します。一つは「WebPilot」です。このプラグインをChatGPTにインストールすると、URLの指定が可能になります。
利用手順は簡単です。まず、WebPilotをインストールします。次に、ChatGPTに対して特定のURLを読み込むよう指示を与えます。このとき、URLは英数字のみで記述することを推奨。
また、WebPilotはURL先の全てのテキストを読み込むわけではなく、秀逸なポイントを抽出します。そのため、URL先の情報量が多い場合でも、効率的に情報を得ることが可能です。
ただし、職上あるいは個人的な理由でURL先の全ての情報が必要な場合は、別の手段を検討することをおすすめします。プラグインの利用はユーザーのニーズに応じて適宜選択してください。
方法2:URL先のテキストをChatGPTにコピペする
これは一番簡単で手軽な方法です。まず、ChatGPTに読み込ませたいURLを開きます。開いたウェブページ内のテキスト情報を選択し、コピーします。次に、ChatGPTのチャットボックスに貼り付けます。これだけで、ChatGPTはコピーペーストしたテキスト情報を入力として認識します。
しかし、注意点として、一度に入力できる文字数は制限されているため、長文のテキスト情報は一部しか読み込めないことが挙げられます。また、画像や動画など非テキスト情報は読み込むことができません。それらを認識させたい場合は、別の方法を試す必要があります。
1 | URLを開く |
2 | テキスト情報をコピー |
3 | ChatGPTのチャット入力部分に貼り付ける |
手順3では、コピー&ペーストをするテキストを、”””引用するテキスト”””のように囲うとChatGPT側が引用したテキストであると理解しやすくなります。この手法は、OpenIAIも推奨しているため、おすすめです。
これらの手順を踏むことで、ChatGPTはURL先のテキストを読み込みます。まずはこの方法から試してみると良いでしょう。
【Google Chromeの拡張機能】WebChatGPTとは
Google Chromeの拡張機能として利用可能な「WebChatGPT」は、オープンAIが開発した強力な言語モデル「ChatGPT」をウェブ上で簡単に活用するためのツールです。Chromeブラウザにインストールすることで、手軽にChatGPTの機能を使えます。
WebChatGPTは、文書の作成や編集、質問への回答、一般的な会話など、さまざまなコンテキストに対応しています。また、この拡張機能を使用することで、ChatGPTをローカル環境やクラウド上で直接操作する必要がなく、ユーザフレンドリーなインターフェースから使用可能です。
これにより、ChatGPTを活用する際のハードルを大きく下げています。さらに、WebChatGPTは定期的に更新され、機能やパフォーマンス向上が図られているためより効率的な利用が可能です。
WebChatGPTの機能について
ChatGPTを使用するには、公式サWebChatGPTは、人気のあるChatGPTをブラウザ上で使用するためのGoogle Chromeの拡張機能です。その主な機能は、手軽にChatGPTを活用できることと、ウェブ上の情報をChatGPTに取り込むことです。
表1:WebChatGPTの主要機能
主要機能 | 説明 |
ChatGPTのアクセス | WebChatGPTを通じて、ChatGPTとの会話が可能。Google Chromeを開いている限り、快適にAIと対話できます。 |
ウェブ情報の取り込み | Webページ上のテキスト情報をChatGPTに送信し、それに基づいてAIが生成するレスポンスを得ることが可能です。 |
ただし、WebChatGPTを使用するためには、OpenAIのアカウントが必要で、一定の使用料金が発生します。また、URLを指定して読み込む機能は現在のところ提供されていません。これは、ChatGPTがウェブ情報を直接読み込む能力を持たないためです。
WebChatGPTはURL指定できる?
Google Chromeの拡張機能であるWebChatGPTは、OpenAIのChatGPTをブラウザ上で使うための便利なツールです。しかし、残念ながら現時点では、直接URLを指定してその内容を読み込ませる機能はありません。
つまり、WebChatGPTを使って特定のウェブページのURLをChatGPTに指示して読み込ませることはできず、人間がURLの内容を読み解き、それをChatGPTに入力するという手間が必要になります。
WebChatGPTの主な機能としては、ブラウザ上でChatGPTと対話が可能となることです。また、前回の会話内容を保存する機能もあります。なお、URL指定で読み込む機能が追加されるかどうかは、開発者の判断に委ねられています。
以下が、WebChatGPTの機能についての表です。
機能 | 有無 |
URL指定 | ✕ |
対話可能 | ◯ |
会話保存 | ◯ |
今後の更新に期待しましょう。
ChatGPTのプラグイン【WebPilot】でURLを読み込ませる
ChatGPTをより活用するために、プラグイン【WebPilot】がおすすめです。WebPilotは、指定したURLの情報を読み込む能力をChatGPTに付与してくれるプラグインです。
ChatGPTの画面から簡単にインストールできます。
注意点もあります。WebPilotはあくまでプラグインなので、その読み込み能力は制限されています。大量のテキストデータを一度に読み込むと、パフォーマンスが低下する可能性があります。また、読み込み可能なURLも限られています。適切な使用方法を確認し、無理な操作は避けてください。
手順1:WebPilotをインストールする
まず、ChatGPTのプラグイン「WebPilot」をインストールする手順について説明します。なお、WebPilotは開発者が提供しているプラグインなので、その利用は無料です。
ChatGPTのプラグインストアを開く
「WebPilot」と検索をしてダウンロードする
・ホーム画面右上の「Log In」をクリック
WebPilotを選択した状態でURLの読み込みを指示する
以上の手順で、WebPilotは簡単にインストールできます。このプラグインを使うことで、ChatGPTにURLの読み込みを指示できるようになります。次回の小見出しでは、具体的にどのように指示を出すのかを解説します。
手順2:指示をして指定のURLを読み込ませる
WebPilotをインストールしたら、次にChatGPTにURLを指定し読み込ませる作業を行います。操作は簡単で、ChatGPTの画面上で「このURLを読む:(読ませたいURL)」と指示を出すだけです。
例えば、論文の要約を読み込ませたい場合は、「このURLを読む:https://www.example.com」等と入力します。これにより、ChatGPTは指定されたURLのテキスト内容を自動的に読み込みます。
ただし、この方法で読み込んだテキスト内容は、ChatGPTのメモリ容量の制限により一部しか読み取れない可能性があります。そのため、長い記事や論文を読み込ませる際には、具体的な章や節を指定すると良いでしょう。
また、ChatGPTにはプライバシー保護の機能があり、読み込んだURLの内容は他者に共有されることはありません。安心して使用できます。
ChatGPTでURL先の内容を要約させる際に有効なプロンプト
ChatGPTでURL先の内容を要約させる際には、明確かつ具体的なプロンプト指示が有効となります。以下にその一例をご紹介します。
1.全文要約プロンプト 「[URL先のテキスト]を読んで、全文の要約をしてください。」
2.主要点要約プロンプト 「[URL先のテキスト]を読んで、その主要なポイントを短くまとめてください。」
3.評価・感想プロンプト 「[URL先のテキスト]を読んで、その内容についての評価や感想を述べてください。」
ロこれらのプロンプト指示は、ChatGPTがURL先の内容を理解し、要約するための参考となります。ただし、高度な理解や複雑な要約を求める場合には、人間の手による編集が必要となる場合もあります。要約の質や精度を向上させるためには、適切なプロンプト指示が重要となります。
ChatGPTでURLを読み込ませる際の注意点
ChatGPTでURLを読み込ませる際には、いくつか注意すべき点があります。
- 長いテキストに対する対応: ChatGPTは大量のテキストを一度に処理するのに苦手で、エラーを引き起こすことがあります。そのため、URL先のテキストが長すぎる場合には、部分的に分けて読み込ませることが推奨されます。
- プライバシー保護: URLの内容が個人情報や機密情報を含む可能性がある場合には、ChatGPTに読み込ませることは避けましょう。AIは入力された情報を記憶しませんが、安全確保のため、プライバシーに触れる可能性のある情報は避けるべきです。
- 非対応のフォーマット: ChatGPTはテキストベースの情報は理解できますが、画像や動画、特殊なフォーマットのデータ(PDFなど)を直接解釈することはできません。
これらの注意点を把握した上で、ChatGPTを用いて情報を取し、より効率的に業務を進めていきしょう。
まとめ
ChatGPTでURLを読み込ませるための方法として、直接指定やプラグインの活用、URL先のテキストをコピー&ペーストするといった方法があります。特に、WebPilotというプラグインを使用すると、指定したURLの内容をChatGPTに読み込ませることが可能です。その際、ChatGPTにはプロンプトを効果的に活用し、URL先の内容を要約させると良い結果を得ることが考えられます。
しかしながら、ChatGPTでURLを読み込ませる際には注意点も存在します。一部のURLはセキュリティ上の理由からブロックされること、また、読み込んだ内容が必ずしも100%正確であるとは限らないこと等を理解したうえで活用することが重要です。
以上がChatGPTでURLを読み込ませる方法および注意点のまとめです。状況に応じて最適な手法を選択し、ChatGPTを更に効率的に活用しましょう。